- バッティングの際のアウトコース(外角)の打ち方が知りたい
- アウトコース(外角)を打つ際にヘッドが下がってしまいます
- アウトコース(外角)のボールを空振りしてしまいます
- どうやってアウトコース(外角)を打てばいいですか?
このような疑問を解決します。
本記事を読むと、バッティングの際のアウトコースを打つ方法・コツ、注意点などが分かります。
ピッチャーの決め球と言っても過言ではないアウトコースのボール。
このボールをどうやって打つかを紹介していきます。
それでは、本題に入ります。
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バッティングの際のアウトコース(外角)の打ち方・ヘッドは下げて打つ
アウトコースを打つうえで最も大切なことは、バット軌道です。
そして、ヘッドは下げて打ちましょう。
上から叩くような軌道で振っている場合は、ボールに対して線でとらえることができません。
つまり点でしかとらえることができず、確率が下がります。
上からかぶせる意識を持つことは問題ありませんが、実際に上から叩くようなスイングしているのは間違いです。
実際にヘッドを下げてどのように振ればいいのかは、以下の記事で解説しています。
【野球】バッティングにおける理想のスイング軌道とは?答えは一つです
ちなみにヘッドが下がると力が入らないと思っているのは間違いですよ。
プロ野球・アマチュアでも打てる選手のスイング軌道は、全て下から振っています。
プロ野球選手のバッティングフォームの連続写真一覧・スロー動画
それでは、もう少し深堀していきます。
アウトコース(外角)の打ち方と注意点
アウトコースを打つ際のコツと注意点を以下の項目に沿って、紹介していきます。
- バットが届かない
- アウトコースのミートポイント
- アウトコースが遠く感じる場合
- アウトコースは捨てる
- ベース寄りに立つ
分かりづらいものもあるので、詳しく解説していきます。
バットが届かない
そもそもバットが届かないというのは、スイング軌道やタイミングがずれているだけです。
なぜなら、バットの長さは子供用で60~80㎝。
大人用で90㎝前後です。
例えば、打席に立って腕を伸ばし、バットをベースの上に差し出すと外角にバットは届きますよね。
中学生からプロ野球までホームベースの幅は43.2㎝。
小学生でも38.1㎝。
バットの長さと腕の長さを足せば、打席から外角のボールにバットが届かないということはありえません。
つまり、バットが届かないと思っていること自体が間違いです。
またバットは長いので、足を踏み込まなくても外角に届きます。
ではなぜ外角のボールに当たらないのか。
それは、冒頭で説明したとおり、バットのスイング軌道とタイミングがずれていることがほとんどでしょう。
ちなみに、タイミングの合わせ方についてはバッティングのタイミングを合わせるコツと練習方法でまとめています。
まずは、スイング軌道。そしてタイミングを確認しましょう。
アウトコースのミートポイント
基本的に、ホームランの場合、前足の前ぐらいがミートポイントになります。
もっと呼び込むと空振り率は減るかもしれませんが、窮屈なバッティングフォームになるかもしれません。
また呼び込みすぎると、前にボールが飛ばなくなるので投手に球数を投げさせることはできますが、三振数は増えます。
中島卓也の三振数などを見ると、分かりやすいかと思います。
したがって、ボールを呼び込みすぎず、ヒットにする確率が高いのは前足の前ぐらいではないかと思っています。
遠く感じる場合
これは私自身も未だに答えが分かりません。
外角のストライクのボールって、ボールだと思って見逃したらストライクだったり、変化球がもっと曲がると思って見逃したら、外角いっぱいだったり。
こういうことがよくあります。
これについては解決方法はありません。
練習で数をこなすことと、外角にコースにキレのあるボールを投げられたら、あきらめるくらいの感覚でいいのかと思います。
次の項目で詳しく解説します。
アウトコースは捨てる
そもそも、アウトコースをヒットにする確率は真ん中に比べると低いです。
例えば、少し古いですが、2015年から2017年までのNPBデータを集計したサイトによると
右投手vs右打者
真ん中高め:.301
真ん中低め:.305
真ん中:.360外角低め:.227
外角真ん中:.268
外角高め:.276
上記の傾向は、左投手でも、左打者でも同じです。
つまり外角のヒット率は、かなり低いことが分かります。
したがって、ヒットにするのをあきらめることも一つの選択肢です。
「最低限カットできる技術を身につける」
「そもそも投手の完璧なボールなのであきらめる」
このように考えるとことも大切です。
逆に外角のボールを打とうとして、「ど真ん中のボールを見逃してしまった」という経験がある方もいるかもしれません。
ですから、「甘い球をしっかり打つ」「外角は捨てる」と言う意識でもいいかもしれません。
そもそもバッティングの7割は失敗なので、考え方を変えるのも一つ。
ベースよりに立つ
それでも、外角を打ちたい人はベースより立ちましょう。
ベースより立つことで、外角を真ん中にすることができます。
またインコースに投げて抜けたボールが、デッドボールになる確率も上がります。
したがって、打率自体は上がるかもしれません。
しかし、内角がより厳しくなる他、ど真ん中のボールが打ちづらくなるデメリットもあります。
インコースの打ち方に自信がある方は、ベース寄りに立つことで、打率が上がるでしょう。
【まとめ】バッティングのアウトコースの打ち方
アウトコース(外角)が打てない方は、まずタイミングとバット軌道を確認しましょう。
バッティングフォームを確認する方法は野球のスイング軌道・スピード測定解析アプリ5選【本気の人だけ見てください】でまとめてます。
また考え方を以下のように変えることもおすすめです。
- アウトコースは捨てる
- ベース寄りに立つ
上記を試しながらコツコツ練習していきましょう。
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