- 野球の試合(バッティングや守備)で緊張して、うまく力を発揮できません
- 野球の試合で緊張しない方法が知りたい!
このような疑問を解決します。
記事の内容
- 野球の試合(守備やバッティング)で緊張しない方法
- 試合を楽しむ方法
この記事は、筆者の経験、本、ネット情報を総合的にまとめて作成しました。
私自身緊張する体質で、普段の練習では全く緊張しないのですが、野球の試合になると緊張して
- 心拍数が上がる
- 足が震える
- 不安になる
といった状況がよくあります。どうしたらこのような状況を改善できるのか、いろいろ調べました。また心理学の本を読んだり、瞑想などいろいろなことを試してきました。
このような状況をどうやって克服して、野球のパフォーマンスUPにつなげたのかを解説していきます。
よくある一般的な考え方は、以下のような感じだと思います。
- 深呼吸をしてリラックス
- ネガティブなことは考えずに集中
- 交感神経が・・・
- 試合を楽しむ
のような、ありきたりな記事ではありません。
そんな言葉や行動で解決できないから、悩んで調べていますよね?
日々の練習やメンタルトレーニングが大切ではなく、今この瞬間から実践できる解決法を紹介していきます。
本題に入ります。
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【結論】試合で緊張しないようにする方法
いきなり結論ですが、
試合で緊張しないようにするのは無理
- 試合で手や足が震える
- 心臓がドキドキする
- 呼吸が苦しくなる
- 頭が真っ白になる
このような理由で上手くプレーすることが出来なかったり、考えることができないという方がほとんどではないでしょうか?
これらを無くすことは、どんなに頑張っても無理です。
「無理やり緊張しないようにプレーを楽しもう」といった考えもよくないです。
残念ですが、まず緊張を受け入れることが大切です。
ではなぜ体は、緊張するのでしょうか?
体が緊張する理由
【答】体は試合であなたに成功させるために緊張させています。
あなたは緊張すると、「上手くいかない」と思っていますよね?
しかし体は緊張させて、あなたを成功に導こうとしています。
発想の転換が大事です。
上手くいかない原因は、あなたが緊張は害になると思い込んでしまっているのです。
「はぁ⁉足が震えているのに、うまくいくわけがない」
と私も思いました。
しかしスタンフォードのストレスを力に変える教科書には、以下のように書いてあります。
「緊張は害になると」と思い込むと、実際には多くの場合、緊張反応が私たちの役に立っている事実を見過ごしてしまいます。
落ち着いたほうがうまくいきそうなときでも、じつは気合をいれたほうが、プレッシャーに負けずに力を発揮できるのです。
スタンフォードのストレスを力に変える教科書より引用
※ちなみにスタンフォードのストレスを力に変える教科書は、販売60万部のベストセラー書籍です。
心拍数は上昇し、アドレナリンが急増し、筋肉と脳にはエネルギーはがどんどん送り込まれ、気分を高揚させる脳内科学物質が急増します。
このように
体は、緊張させてあなたを成功に導こうとしているのです。
この記事を読んだあなたは、騙されていると思うかもしれませんが、
次の試合に挑むとき、緊張してもいいんだと思うでしょう
むしろ慣れてくると、緊張したほうがうまくいくと思うかもしれません。まずは緊張している自分を受け入れましょう。
バッティングや守備で緊張した時
なので緊張しても「体は成功に導こうとしているんだな」「うわ今すげー緊張している」と自分を客観的に見ることも大切です。
だまされていると思うかもしれませんが、考え方を変える必要があります。
そして全く緊張しない人は、天才でほとんどの人は緊張します。
緊張を隠す必要もありませんが、周りと比べるのもやめましょう。
「緊張しないようにする」ではなく、「緊張は成功に導いてくれる」と思いましょう。
試合以外でも使うことができます。
あらゆる局面で使える考え方
- 会社でのプレゼン
- 学校での発表
- 大事な人と会う
- あらゆる緊張する局面で役に立ちます。
緊張したら、「うまくいくために体が緊張させている」
と思うことが大切です。
ストレスや緊張、プレッシャーへの向き合い方について詳しく知りたい方は「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」を読むと、さらに理解できます。
試合を楽しむ方法
それでも緊張がつらいなと思う場合は、以下のように考えてください。
- 試合までのルーティーンをつくる
- 低めの目標を作る
- できることに集中する
- 楽しむ
ありきたりな内容ですが、基本的なことを試すのも大切です。
試合までのルーティーンを作る
自分なりの緊張の少ないルールを見つけてください。
例えば
・チームの全体練習が終わった後に、トイレで音楽を聴く
・動いていないと落ち着かないので、素振りをゆっくり行う
・目をつぶって、1分間瞑想する
どんなことでもいいので、何か試して良かったものを取り入れてみてください。
試合前の準備で、試合の結果が変わってくることもあります。
低めの目標を作る
なるべく低く、達成できそうな目標を自分で決めます。低い目標というのが大切で、高い目標だと、達成できないと、へこんでしまいます。
極端に言えば、守備でボールを一つさばくぐらいでもOKです。
バッティングなら、投手に1球でも多く投げさせた、フォアボールで出塁した
など低い目標を立てましょう。
低い目標で自信をつけると、それ以外のプレーでもうまくいくようになります。ちなみに人と比べる目標はダメですよ。
できることに集中する
低めの目標を立てることと似ていますが、ホームランを打とうとか、ヒットを3本打つみたいな目標ではなく自分のできることに集中します。
特にバッティングやピッチングは、自分がどんなに頑張っても、相手がうまかったら結果は出ません。まぐれで打てることもありません。打てたら実力です。
相手と競うのではなく、自分のベストを目指しましょう。
楽しむ
最も大切なことです。
楽しんでいるときが、一番プレッシャーを感じにくくなります。
好きなことをしているときは、時間がたつのを忘れていますよね?必死な時ほど集中して、余計なことを考えなくなります。
余計なことを考えずに、野球を楽しみましょう。
ただこれが難しいのも分かります。
それでも緊張して試合でうまくいかなかったとき
あきらめる
厳しいですが上手くいかない時は、どんな状況でも上手くいきません。
- プロのアスリートでも、信じられないミスをしますよね?
- 練習でも、ミスはしますよね?
その時は「実力不足で練習が足りなかったな」と思えばいいのです。
- うまくいかなかったら、あきらめて次を頑張ればいいです
- 死ぬわけじゃないので、反省して次を頑張ればいいのです
いつも頑張っているあなたなら、失敗してもまたいつでも頑張れます。
試合で緊張しないため【結論とまとめ】
「緊張したときは、体が成功させようとしているんだな」
と思いましょう。
それでもうまくいかなかった時は、あきらめて反省して次にいかせばいい。
少しでも参考になれば、いいなと思います。
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ここで記事の内容は、ほとんど終わりですが、私が試してみた緊張との付き合い方をもう少し説明します。
ここからは私個人の話になるので、興味あるかただけ読んで頂ければと思います。
個人的な緊張の話
試合で緊張しないようにするには、どうしたらいいか?
子供の頃から野球をしてきた私ですが、このことに対してすごく悩んでいた時期があります。
練習では物凄いパフォーマンスを発揮し、練習ではチーム1上手い選手なんて言われ方をしたこともあります。
逆に試合になると、上手くいかないのです
打席や守備での緊張
- 手や足が震える
- 心臓がドキドキ
- 息苦しくなる
バッターボックスでは手や足が震え、「打ったら一歩目に転ぶんじゃないか」と思ったり、
守備でボールが飛んでくると、心臓のドキドキが止まりませんでした。
ちなみに、今でも変わりません。
野球は好きですが、「試合が苦手」な選手でした。
プロ野球選手が試合後のインタビューで「緊張したことはありません」
なんてコメントを聞くと
「はぁうらやましい生まれ変わりたい」
なんて思ったりもしました。
上手くいかない原因は、「実力不足より緊張のせいだ」と思っていた時期もあります。
でいろいろな方法を試してみました。
- とにかく練習する
- 瞑想をとりいれる
- メンタルトレーニングを行う
- ポジティブに考える
ようするにググって出てくるようなことは、だいたい試してみました。
ひたすら練習して緊張をなくす
練習で技術があがれば、緊張しなくなる。
という考えのもと、とにかく練習しました。
【結果】半分正解で半分失敗
緊張は少なくなるけど、なくなることはない。
レベルが上がると緊張したり、環境が変わると緊張します。
技術は上がるけど、メンタルが強くなるわけではない。
もちろん効果もありました。
実際練習したことによって、自信がついたのは事実です。ただどんなにポジティブになっても、緊張はとれませんでした。
瞑想
謎ですが、試合前に1分瞑想してみました。
【結果】失敗
私には、全く意味ありませんでした。
瞑想には効果的に取り入れると、リラックス効果や集中力が上がりプレーの質が上がると言われています。ただ専門的に教わったわけではないので、自己流では厳しかったです。
専門的に教われば、効果があるのかもしれません。
メンタルトレーニング
本を読んだり、自分でできるメンタルトレーニング5選、等いろいろなことを試してみました。
具体的な方法は紹介しないので、気になる方はメンタルトレーニングでググってみるといいと思います。
【結果】半分正解で半分失敗
効果があったものもありますが、根本的には解決できず。
いろいろな考え方を勉強できたのは、よかったです。
あと個人的に思うのは、続けられるかも大切です。
私は練習をコツコツするのは得意ですが、メンタルトレーニングやマインドフルネスと言ったことは、苦手でなかなか継続できませんでした。
やはり「継続は力なり」といったことも少なからず大切です。
いろいろ取り入れて最終的に考えたのは、諦めました。
あきらめるとみえる世界があります
緊張することを諦めると、みえる世界があります
諦めるというより、緊張を受け入れました。
不思議ですが受け入れると、緊張もいいもんだなと思います。
ショボいレベルの話かもしれませんが。
そして最初の話に戻りますが「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」を読んでこれだと思いました。
緊張は体が成功させようとしている
今でも緊張する
38歳になった今でも、緊張は続いています。
変わらないですが、受け入れて楽しく野球を続けています。
もちろん失敗も成功もあります。
というかバッティングなんて7割失敗です。
気楽に野球を楽しみましょう!
少しでも参考になって、楽しい人生が送れたらなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
下手くそが野球をうまくなる方法を紹介しています。よかったらご覧ください。
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