本記事で分かること
- 野球選手が風呂で行うおすすめのトレーニング
- 風呂でトレーニングを行うメリット
- 風呂でトレーニングを行う注意点
本記事を読むと野球選手におすすめの風呂で行うトレーニングが分かります。
本記事で紹介する風呂で行うトレーニングを実行すると、効率よく野球の上達を目指せますよ!
それでは、本題に入ります。
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野球選手におすすめの風呂で行うトレーニング
風呂でできるおすすめのトレーニングは、以下です。
- 腹筋のトレーニング
- 手・腕のトレーニング
- ストレッチ
ストレッチは、湯船が狭くても行うことができるのでおすすめです。
腹筋のトレーニング
湯船の中で行うことで、腰や股関節などに負担がかかりずらくなるのでおすすめです。
その分、負荷は弱めです。
内ももから下腹部を鍛えるトレーニングになります。
イメージとしては、腹筋を風呂の中で行います。
【やり方】
- 背筋を伸ばしてお尻を湯船の壁につけます
- 手は湯船の底につける
- 右足を持ち上げた状態で、体を前に動かす
一般的な腹筋トレーニングを足を上げて行います - 片足で10回行ったら反対の足で10回行う
腹筋や体幹のトレーニングなどは工夫すれば、いろいろなバリエーションができそうです。
手首・腕のトレーニング
風呂で手首や腕を鍛える専用のボールが発売されています。
【ウイリングボール】
ウイリングボールとはお風呂の中でトレーニングできるボールのことです。このボールを持ちながら手首を左右、上下に振ることで、腕や手首を鍛えることができます。
ボール自体が水に浮くので、腕に負荷がかかりやすくなっています。
リストの強化や、指先の感覚を鍛えるのにおすすめのトレーニンググッズです。
ストレッチ
ストレッチが一番おすすめですね。
野球選手向けのストレッチは【野球上達に必須!】おすすめのストレッチ10選【胸郭・股関節編】でまとめています。スペースの都合もありますが、できそうな種目を行えばいいかと思います。
一日を振り返る
時間がない方はお風呂でトレーニングを行うことは有意義ですが、毎日ある程度トレーニングをできるのであれば、風呂でのトレーニングをやめて1日を振り返ってみるのがイイです。
今日のトレーニングはどうだったのか?充実していたのか?明日のトレーニングは何をしようか?など1日を振り返ることで1か月後、1年後の上達が変わってきます。
毎日トレーニングできるような方なら、「風呂でゆっくり考える」と言うことも野球の上達につながります。
本や動画を見る
前の項目と重複しますが、トレーニングをやめて本や動画を見ることも野球の上達につながります。
防水機能付きのスマホやタブレットを使えば、入浴中も動画や本を見ることが可能です。
・モチベーションの上がる動画を見て明日の練習に備える
・本で新しい知識を蓄える
・動画にとった自分のプレーを確認する
など入浴している時間をうまく使うことで、効率よく野球の上達がはかれます。
ここら辺は自分の体と相談しながら、休むことも上達への近道になります。
具体的なトレーニングについては、ここまでです。
ここからは、風呂でトレーニングを行うメリットや注意点を解説します。
野球選手が風呂でトレーニングを行うメリット
風呂で野球を行うメリットは以下です。
- 時間がなくてもできる
- 習慣化しやすい
- リラックス効果が高まる
- ストレッチなら可動域が広がりやすい
時間がなくてもできる
「毎日1時間もトレーニングできない」という方でも、風呂に入っている時間でストレッチやトレーニングを行うことができます。入浴時間を有効に使うことで、時間の無い方でもトレーニングをすることができます。
ですので、まずは毎日10分ぐらいのトレーニングから始めてみるのがおすすめです。
習慣化しやすい
お風呂に入らないという人はいないと思うので、習慣化がしやすくなります。
毎日トレーニングをする時間がないという方でも、毎日10分から20分前後のストレッチやトレーニングを行うことで、ケガやパフォーマンスの維持ができます。
風呂に入ったらトレーニングするという意識を持てそうです。
「頑張ってトレーニングしよう」ではなく「風呂のついでにトレーニングをしよう」となるので、気軽にトレーニングできます。
リラックス効果が高まる
お風呂でトレーニングを行うと、浮力の効果で筋肉の緊張がゆるみ、リラックス効果が高まります。疲れがたまっているときは、少し湯船につかり体を温めてからトレーニングを行うようにしましょう。
ストレッチなら可動域が広がりやすい
体が温められると、血行が促進され血管が広がり血の巡りがよくなります。筋肉組織が温められることで、関節の可動域が広がりやすくなります。
野球選手にとってストレッチは、ケガの防止とパフォーマンス向上に大切です。
効率よくうまくなるためには、お風呂でのストレッチはおすすめです。
野球選手が風呂でトレーニングを行う場合の注意点
トレーニング方法やメリットを紹介しましたが、注意点もあります。
- 洗い場でトレーニングをするのは危険
- 湯の温度は40度以下で行う
- 寝る前の1時間前に上がる
- 食後30分以上あける
詳しく説明します。
洗い場でトレーニングをするのは危険
当たり前ですが、洗い場や浴槽で立ってトレーニングを行うのは危険です。例えばスクワットなどを行うことは可能ですが、滑って大けがをする可能性もあります。
野球がうまくなりたくてトレーニングを行っているのに、ケガをしたとならないように立って行うトレーニングはやめましょう。
お湯の温度は40度以下で行う
お風呂の温度を42℃以上にすると、交換神経が優位に働くのでよくありません。交感神経は、活動型の神経で運動中や日中の活動中に活発になる神経です。
風呂に入りながら寝る準備をし、リラックス効果を高めながらトレーニングをするのがおすすめです。したがってお湯の温度を38℃くらいに設定して、トレーニングを行い終わったら40℃に戻してリラックス効果を高めましょう。
寝る前の1時間前に上がる
寝る直前にトレーニングを行うと、神経が興奮してしまいます。体温が下がりつつあるときに寝るのがよいとされているので、春から夏なら寝る1~2時間前、秋から冬は寝る30~60分前にお風呂から上がるのが良いとされています。
食後30分は空ける
詳しい理由は省略しますが入浴をすると、胃や腸の働きは弱まります。ですので、食後30分以上は空けてからお風呂に入ったほうが良いです。
これは、トレーニングの有無に関わらず、毎日意識したほうがいいですね。
【まとめ】野球選手が風呂でトレーニングを行うと効率よく上達できる
お風呂でトレーニングを行えば、効率よく野球が上達しますよ!1日1日の積み重ねが大切ですね。
毎日トレーニングができる方であれば、風呂に入りながら本を読む、動画を見る、1日を振り返ることも大切です。
本記事の内容を参考にしてトレーニングをしてみてください。
その他のトレーニングについても以下でまとめているので、よかったらご覧ください。
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