【高野連は無能⁉】白色スパイクがダサいと言われる3つの理由とは?【規定も解説】

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【高野連は無能!?】白色スパイクがダサいと言われる3つの理由とは?【規定も解説】

悩んでいる人
  • 高校野球で白色スパイクが使えるようになった理由は?
  • 高校野球のスパイクの詳しい規定が知りたい
  • ポイントスパイクの使用は可能?
  • 白色スパイクの選手やネットの反応が知りたい

このような疑問を解決します。

本記事の内容

  • 高校野球で、白色スパイクを使ってみた選手の感想、ネットの反応
  • 白色スパイクが使えるようになった理由と規定
  • 白スパイクのデメリット・メリット
  • 黒色スパイクしか使えなかった理由

以上をそれぞれ解説します。

本記事は、日本高校野球連盟、ネットの情報をもとに作られています。

信頼性向上のため各サイトのURLも貼っておきます。気になったところは、クリック(タップ)してみてください。

選手目線と観戦者目線で解説していきます。

それでは、さっそく本題に入ります。

高校野球の白色スパイクがダサいと言われる理由

高校野球の白色スパイクがダサいと言われる理由
https://www.mizuno.jp/

高校野球で白色スパイクが導入されたわけですが、ネットの反応をみると「ダサい」と思われる方と「カッコいい」という方は、半々といった感じでしょうか。

ちなみに「白と黒どちらがいいか」という、Twitter内のアンケートがあったので引用させてもらいました。

この結果を見ると、観戦者目線では黒色の方がいいということになります。
どちらでもいいという方も多くいますね。

他の意見もまとめてみました。

ネットでの評判ですが、好意的な意見と反対の意見もあることが分かります。

他にも以下のような意見がありました。

  • 白スパイクは変
  • アップシューズにしかみえない
  • 足が長く見える

個人的には見慣れないから、ダサいと感じているような気がしますがどうでしょうか?

今後は、白スパイクが増えて「黒スパイクの方が珍しい」といった状況になりそうです。

その理由は以下で解説しています。

白色スパイクは売れている

ネットの反応とは裏腹に、白色スパイクの人気は高く売り切れが続出しています。

アマゾン売れ筋ランキングのスパイクでは、白色スパイクの順位は高くないので、通販で人気なのかはよく分かりませんでした。

ただ高校野球の大会を見ていると使用率は格段に上がっているので、売り上げは上がっているのでしょう。

ネットの記事を見た限りでは、かなり売れているようです。
推測や主観が入っているので間違っていたらすいません。

ちなみに売り上げランキングはこちらで確認できます。

ここからは、白色スパイクの導入の経緯や規定などを深堀していきます。

高校野球での白色スパイク導入の理由

白スパイク導入の理由

白色スパイクが導入された主な理由は熱中症対策

熱中症対策として、白色スパイクの利用が認められました。

異常な夏の暑さを考えると「少しでも暑さを軽減させよう」ということです。

以下はミズノの調査の引用です。

ミズノの白スパイク調査
引用 ミズノ

ちょっと見づらいのですが、ミズノ本社横のテニスコートでスパイクの表面(アッパーバンプ)と内部(インソール)の温度を比べた結果です。

調査の結果、黒色のスパイクに比べ、白色スパイクは内部表面温度ともに10度近く低くなっていたという。

日本の夏の気温は、100年で1.2度高くなっているようです。そして夏の甲子園中の平均気温は29.3℃、平均最高気温は32.8℃となっています。この時の体感温度は平均33.7℃、最高で43.3℃にもなるようです。

参考 住まいモンスター

このようなことから少しでも、体感温度を下げるために今後白色スパイクが流行していくでしょう。

そして流行にとどまらず、スタンダードになるはずです。

黒色スパイクしか使えなかった理由

理由は定かではないが、ネットで調べた情報は以下です。

  • アメリカから伝わった時に黒色だった
  • 昔は技術が未発達で黒色しか作れなかった
  • 所説ある

「ほんとか」と思うような理由ばかりですが、「伝統」や「イメージ」でずっと続いてきたのでしょう。

推測になりますが、高校野球のイメージである清潔、清らか、ひたむき、純粋、硬派などのイメージと黒色のスパイクはマッチしているのではないでしょうか。

そして白の単色ぐらいなら「これらのイメージとかけ離れていないし、機能性も高いし、いいんじゃね?」といった気がします。

そして、メーカーなどの売り込みとデータで、白色スパイクを解禁して新たな商売をするといった感じです。

これからは、スパイク以外も徐々に変わっていきそうですね。

メーカーのお金のにおいはプンプンしますが。

個人的に、リストバンドの使用は認めてもいいのかなと思います。目を守る意味でもサングラスや、アイブラックの使用率が上がればと思います。

また白色のスパイクでベース、ボールと色が重なることはないのでしょうか?審判の方に影響がないのか心配です。

ちょっと話がそれました。

ここからは、詳しく規定をみていきましょう。

高校野球の白色スパイクの規定

全てのスパイクが、高校野球で使えるわけではありません。
スパイクについて規定(ルール)があります。

以下は高校野球連盟のホームページに記載されている、スパイクに関する規定です。
ちょっと長いので、要約分があります。

<甲被>(表面)

商標
・商標はベロ部に1箇所のみ入れることが可能であるが、その大きさは(縦)3センチ×(横)5センチ以内とする。
・靴底部には 10 平方センチ以内の大きさで1箇所表示することができる。その色は靴底と同系色とする。

■カラーおよび、その他
<甲被>
・表面カラーはブラックまたはホワイト一色とする。
・表面がブラックの場合、エナメル及び光沢のある素材は使用できない。
ただし、天然皮革素材の自然な光沢感は可とする。
・表面がホワイトの場合、履口およびベロ裏のカラーは防汚のためブラック・シルバーの使用を可とする。
・校名・校章・氏名・番号などの表記はできない。

<ライン>
・ラインを両サイドにそれぞれ1箇所、本体と同色で入れることができる。
ライン部の表現方法は、本体素材と同一素材あるいは異素材による取り付け、型押し加工、プリント等を認めるが、光沢あるラインは認めない。

<靴底>
・甲被カラーがブラックの場合
靴底本体のカラーはブラックを基調とし、その他に使用できるカラーはホワイト・ゴールド・シルバーとする。ただし、その面積は 50%を超えてはならない。(レッド・ブルー・グリーンなどの際立った配色は使用できない。)
・甲被カラーがホワイトの場合
靴底本体のカラーはホワイト・ブラック・シルバーを基調とし、その他に使用できるカラーはホワイト・ブラック・ゴールド・シルバーとする。
ただし、その面積は 50%を超えてはならない。(レッド・ブルー・グリーンなどの際立った配色は使用できない。)
・靴底のクッション材(ミッドソール)カラーは、甲被のカラーと同色とする。
・革底の場合、靴底の本体カラーはブラックに加え、ブラウン系も使用できる。

※ なお、チーム内での甲被カラーのホワイト、ブラックの混在については、2年間(2020 年、2021 年)は可とする(指導者も 含めて)。チーム内で統一するか否かについては、2022 年シーズンへ向け 2021 年度中に検討することとする。

引用 »高校野球用具の使用制限

以下は要約です。

  • スパイクの表面は、白か黒の単色のみ
  • 履口とベロ裏はブラックorシルバーはOK
  • ベロのロゴはOK
  • 白スパイクの場合、靴底はブラック、ホワイト、シルバーをメインにする
  • 2021年まではチームで指示がなければ、各自、白か黒を選べる。2022年からは、統一する可能性がある

また監督・コーチ・部長も黒、白のスパイクが使用できます。

しかし、審判は黒のみです。

審判は黒って、かわいそうな気がします。
余談です。すいません。

ちなみにトレーニングシューズについても規定がありますが、スパイクとほぼ同じと、とらえて間違いないです。

ポイントスパイクについての規定はないので、利用可能です。
※念のため各自、確認をお願いします。

詳しい疑問や規定は»高校野球用具の使用制限をご覧ください。

高校野球の白色スパイクを使った選手の感想

選手の感想を紹介します。

・黒色のスパイクは熱を持つが、白色は涼しい感覚があった
・もう黒色のスパイクに戻れない
・白色は、スパイクの中が涼しく感じる
・蒸れなくてよい

など好印象の意見が多く聞かれた。

選手にとっても熱中症を予防でき、視聴者も涼しく感じることができたので、これからは白スパイクが増えてきそうです。

実際、秋の大会、選抜では、白色スパイクのチームが多かった気がします。

色もチームで統一されていました。

白色スパイクを使うメリット

白色スパイクのメリットは以下です。

  • 熱中症を防げる
  • カッコいい

メリットはだいたい話してきたので、こんなところだと思います。

カッコいいかは賛否があると思いますが、球児の道具に対するモチベーションは上がっているのではないでしょうか。

白色スパイクを使うデメリット

デメリットは以下です

  • ヨゴレが目立つ
  • 弱そうに見える

ヨゴレがめだつ

どうしても白色のスパイクですと汚れが目立ちます。

毎日、土のグラウンドで練習しているチームなどは、手入れが大変です。

もし試合でスパイクの汚いチームがあったら「道具もきれいに使えないのか」となりそうです。

熱中症を防げる分、球児の手間は増えたのかもしれません。
まあもともと、毎日お手入れをしている選手に関係はありませんが。

弱そうに見える

これは主観です。
黒に比べると、弱く見えます。

高校野球では、機能性が高いことも重要ですが、相手からの見た目やイメージも大切ではないでしょうか。黒の威圧感や硬派さが失われるのは、どうなのかとも思います。

ユニフォームの着こなしや選手の印象で、相手チームにプレッシャーがかかり勝敗に影響することもあるはずです。

といったところがデメリットです。

【まとめ】高校野球の白色スパイクがダサいと言われる理由

白色スパイクがダサいと言われる理由は、「見慣れないから」だと思いますが、いかがでしょうか?

熱中症対策なら、帽子やユニフォームなどについても検討の余地があるように感じますが、伝統を重んじる高野連においては難しいのかもしれません。

そもそも「高気温の夏に開催しているのがどうなの?」といった話になりますが。

グチっぽい記事になりましたが、高校野球を見ていると美談の裏側には大人の計算があるように感じてしまいます。

そんな感じで本記事は、以上になります。

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