野球を補欠でやめたいときに考えること【親と選手の考え方】

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【野球】部活の補欠が無駄な理由とつまらない時の対処法と親と選手の考え方

悩んでいる人
  • 部活に入っているけど、補欠でやめたいです
  • 子供が補欠です。チームを変えるか、違うスポーツをするか迷っています
  • 補欠からレギュラーになる方法が知りたい

このような疑問を解決します。

補欠について、選手目線、親目線で解説していきます。

記事を書いている私自身、高校時代そこそこ強い高校で、補欠でした。

子供はいませんが、「自分に補欠の子がいたらどうするか」を考えて解説します。今は、楽しい野球生活を送っています。

記事の内容

  • 補欠で部活をやめたいと思った時に考えること(ケースごとに解説)
  • 親の対処方法
  • 補欠が無駄な理由
  • 補欠からレギュラーを目指す方法

以上の内容をそれぞれ解説します。

それでは、本題に入ります。

補欠で部活をやめよう(つまらない)と思った時に考えること

補欠で部活をやめようと思った時に考えること

結論 今すぐやめよう

いきなりですが、やめましょう。

多分この記事を読んでいるあなたは、ここまで頑張ってきたでしょう。

分かりませんけど、野球を始めて3か月とかではないですよね。3か月くらいなら「もう少し頑張ってみよう」って言います。

1、2年以上頑張ってきたあなたなら、やめたいと思ったらやめていいですよ。

なぜか?
以下の、3つの場合を考えます。

  1. 野球がつまらない
  2. 野球は楽しいけど試合に出れない
  3. 人間関係で野球をやめたいと思った

詳しく説明します。

①野球がつまらない

監督やコーチ、チームメートといると楽しいけど、野球をプレーしていても楽しくない

こんな状況です。

野球がつまらないと感じたら、1度、野球から離れましょう。
違うスポーツをするのもいいし、勉強を頑張るでもいいです。
「ゲームを本気でやる」でもいいです。

いきなり長期間休むのは、気が引けるので最初は1、2日ぐらいの仮病でOKです。くれぐれも誰にもばれないように休みましょう。

違うことをすると、今楽しいことが分かるはずです。
楽しいことがない場合は、ダラダラしてもOKです。

自由な時代です。
嫌いなことに使う時間は、もったいないです。時間は有限です。

親や友達に将来が大変になると言われても、無視です。
好きなことが仕事になる時代です。

そのためには、自分が好きなことを見つけるほうが、100倍価値があります。これは、断言できます。

私は、野球が好きで、ブログでそこそこ稼げています。
こんな感じで、好きなことでお金が稼げる時代です。

話が少しそれましたが、野球がつまらないと思ったら、堂々とやめましょう。離れると、やりたくなったりします。そしたらまた、始めましょう。

基本、本能のままでいいですよ。

本当に野球が好きか確認する

周りの事は考えず、自分の事だけ考えましょう。
まずは、野球が本当に好きな事なのか確認する作業です。

めんどくさいし、勇気がいりますが長い期間「何かを続けよう」と思ったら立ち止まることも大切

休んでみて野球がやりたいと思ったら、復帰すればいいしモチベーションが上がらなかったらやめて、違う事をしたほうがいいですね。
自分の気持ちに素直になればOK。

つまらなかったらやめてもいい

やめる=「人生の終わり」「長い期間続けないとダメだ」「続けることが大切だ」という意見を言ってくる大人がいますが無視です。

自分が「少しでも違うと」思ったら、やめてどんどん違うことをやったほうがいいですね。

他人のアドバイスを聞くことは、大切です。
ですが他人が、自分の人生の責任はとれません。
厳しいですが、自分で決めましょう。

この記事も全て信じる必要はないです。
「それは違う」と思ったら、やらなくて全然OKです。

私も野球のチームを変えたり、モチベーションが上がらない時は、2年くらい野球から離れていた期間(スケボーとかやってました)があります。

最近読んだ本でもこのような話がありました。

やめたら負け、やめるのは悪いことみたいなイメージがあるだろうがとんでもない。

やめるべきだと思うならズルズル続けてないでいますぐやめろ。

やめることは立派な意思決定であり行動だ。
堂々とやめたらいい。
やめることをやるんだよ。
やめないと次にいけない。
やめることは始めることの第一歩目でもある。
さあやめよう。

引用 ストレスゼロの生き方

やめる=新たなことにチャレンジできる

ととらえると不安もありますが、少しわくわくしませんか?

②野球は楽しいけど試合にでれない

結論、チームを変えましょう。

なぜか?
セルジオ越後さんの補欠廃止論には、以下のように書かれています。

  • 補欠は差別
  • 補欠が増えてもサッカー人口は増えない
  • 補欠が無いから個人種目は強い
  • 「補欠」とは「貧しい」ということ
  • スポーツ=エンジョイであってもよい
  • 練習だけをしていても意味がない、試合に出場してこそ成長する。

サッカーの話ですが、野球にも通じます。

「続けることに価値がある」「控えの力で勝てた勝利」など、ネットやテレビでよく言われますが、チームが強くなってもあなたの技術が上がるわけではありません。

「試合にでてこそ価値がある」「楽しいからスポーツをする」このように考えることが大切です。したがって自分の幸せを優先しましょう!自分が大切です。

このように言うとチームを変えるのは、大変という人もいます。

移籍は大変?

ですけど小学生なら、隣町のチームやクラブチームに変えたり、高校生なら部活をやめてクラブチームや草野球に入るといった選択もあります。

意外といろいろな所で、野球はできます。
それこそ中学生ぐらいなら、大人の草野球でも楽しめます。

なので今、チームを変えようか迷っている人は、いろいろ調べてみるのがいいですよ。必ず違う道がみつかります。

(図書館版)補欠廃止論

posted with ヨメレバ

セルジオ 越後 ポプラ社 2018年04月02日頃

楽天ブックス

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Kindle

③人間関係で野球をやめたい

野球は好きだけど、監督、コーチが嫌い。チームメートや親にいろいろ言われるので、めんどくさくてやめたい

解決方法

  • まわりに文句を言われないくらいの結果をだす
  • チームを変える

の2点です。

厳しいですが、周りの人の考え方が変わることはありません
いくら自分が「こうしてほしい」と言ったところで、他人は変わりません。
いってみることも大切ですが。

それなら自分が変わるしかありません。
自分で行動です。

圧倒的な結果を出す

監督やコーチは圧倒的な成績を残している選手に、文句を言いづらいです。

自分がうまくない選手だと

「なんで自分ばかり注意されて、あの選手は注意されない」

なんて思うことがあると思います。

厳しい指導者ほど選手によって、対応を変えているのが現状です。
暴言を吐く指導者ほど、こんなタイプが多いですね。

解決するなら
実力で「何も言わさない」みたいな感じです。
ただ難しいです。

ちなみに野球の上達方法は野球の技術が上昇するトレーニング20選とコツを紹介でまとめています。

難しいし、すぐに実力は上がらないので次で説明します。

チームを変える

圧倒的な成績を残せない場合は、チームを変えるしかないです。

苦痛に耐えて野球をやるほど、人生の時間は多くありません。
本気で野球をやれる短い期間です。

チームを変えることは、大変です。
親やチームメイトに相談して、顧問に話をする。
周りの目も気になったりもします。

ただ嫌なチームでやる野球ほど、つまらないものはないです。

変える時は、大変でも「後から考えると良かった」と思えることがほとんどです。

ちょっと他人事な感じもしますが、事実だと思うので。

【親の目線】子供が野球を補欠でやめたいと言ったとき

【親の目線】子供が野球を補欠でやめたいと言ったとき

親は何も言わずに、子供のプレーをみてあげてほしい。
そして子供の行動を尊重してほしい。

何らかの理由でやめたいけど、親に怒られそうだからから、「やめたい」と言えない子もいます。周りに気を使って「やめたい」、と言えない子もいます。

だからこそ何も言わず、子供の行動を注意深く観察してあげてください。

子供がやめたいと言った時は、真剣に話を聞いてあげてください。

そして、子供の好きなように、スポーツをやらせてあげてください。これは、私個人の願望です。

「続けることが美徳」の時代は、終わりました。
だからこそ好きなことが、より一層大切です。

ある程度の年月を頑張ってきた子供なら、「お疲れさま」の一言でいいのかなと思います。そして次のステージで頑張ればいいのです。

補欠からレギュラーを目指す方法

補欠からレギュラーを目指す方法

補欠からレギュラーを目指す方法を説明します。

ここまできても野球で頑張りたいと思っている人は、相当根性もあるし野球が好きなんだと思います。

だからこそうまくいかない気がします。
野球をするうえで大切な考え方

ここは長くなるので、具体的なトレーニング方法は野球の技術が上昇するトレーニング20選とコツを紹介でまとめています。

野球がうまくなるための考え方は監督・コーチが教えてくれない野球の上手くなる方法を徹底解説でまとめています。

野球の補欠は無駄なのか

野球の補欠は無駄なのか

補欠での経験が社会にでた時に生きるから、最後までやり通したほうがいいよ。

「補欠の経験は、無駄じゃないよ」

このようなことも、よく言われます。

しかし、あえて言います。
無駄です。

その経験は、レギュラーでも補欠でも経験できます。レギュラーの経験は、レギュラーの時しか経験できません。

したがって補欠の経験が社会でいきるのではなく、部活の経験が社会で生きるのです。

なおかつ野球の経験は、試合にでるからこそうまくなるし、成長します。

試合にでてこそ、成長できると思いましょう。

だから補欠なら、移籍してでもレギュラーで出場するべきです。

移籍については先ほど述べたので、省略します。

レベルを落としてでもレギュラーにこだわるべき

日本の野球制度上、いったんチームや学校に入るとなかなかチームを変えれないのが現状です。

だからこそチーム選びが大切です。

  • 部員は、何人?
  • 2軍や3軍でも試合にでれるのか?
  • 補欠でも練習は、できるのか?
  • ケガで休んでも、学校に残れるのか?

最低限、このようなことを考えて、学校やチームを選ぶ必要があります。

今、補欠で苦しんでいる人は、やめて違うチームに入るか、2、3年は次のステップへの準備期間と思って、一人でコツコツ練習するしかありません。

ベンチ外、補欠の選手、指導者、親に対して

選手は控えでもいいと甘えるのではなく、試合にでてこそ成長できると思って行動しましょう。

「スタンドで応援」が感動にならないように。

頑張って努力して試合に出れないなら、他のチームに移るべきです。

体力があり野球を本気で、できる時間は少ないです。
思ったら即行動です。

大人は、移籍できるような制度を作るべきです。
野球人口を増やすために、努力していきましょう。

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