- 野球の世界ランキングで日本が1位の理由が知りたい
- 野球の世界ランキングの決め方を知りたい
このような疑問を解決します。
本記事を読めば、野球の世界ランキングで日本が1位の理由、野球の世界ランキングの決め方が分かります。
それでは、本題に入ります。
野球の世界ランキングはなぜ日本が1位なのか?WBSCランキングの決め方も解説
野球の世界ランキングで日本が1位の理由は、U-12からメジャーリーガーが参加する大会のトータルポイントで決められるからです。
したがって、トップレベルで本当に世界1位かは、微妙なところです。
世界ランキングを決める基準を紹介しながら詳しく解説します。
WBSCランキングの決め方
WBSCの世界ランキングは、以下国際大会の過去4年間の合計ポイントで決められます。
- WBC(ワールドベースボールクラシック)
- ワールド・ベースボール・クラシック予選
- WBSCプレミア12
- WBSC U-23ワールドカップ
- WBSC U-21ワールドカップ
- WBSC U-18ワールドカップ
- WBSC U-15ワールドカップ
- WBSC U-12ワールドカップ
- オリンピック
国際大会で獲得できるポイントは順位ごとに設定されているが、「大会の格」と「大会出場チームのランキング」によって変動します。
大会ごとに加算されるポイントが違い、最高位のWBCではU-12ワールドカップに比べると、6倍ものポイントが加算されます。
もう少し細かいので、気になる方はWBSCの公式サイトで確認してみてください。
U-12からメジャーリーガー参加の大会までトータルで計算される
加算されるポイントは違いますが、全てのカテゴリーで優勝を目指すような国に有利なランキングです。
まさに日本が当てはまります。
逆にドミニカなどはメジャーリーガーになることが全てで、育成に力を入れています。
このような国は、U-12などアンダー世代の勝敗には全くこだわっていないので、ランキングが低くなります。
しかし、WBCなどバリバリのメジャーリーガーをそろえた大会では、圧倒的な成績を残しています。
ちなみに2021年11月のランキングでドミニカは6位。
このように見ると、WBSCのランキングがトップ世代の世界1位なのかは微妙なところでしょう。たっけー
とは言え、1位と言うことはうれしですね。
メジャーリーガー不参加の大会の成績が含まれる
また日本の場合、トップ世代であっても、メジャーリーガーが参加しない大会の成績が優秀です。
オリンピックやプレミア12などが挙げられます。
直近のランキングでは、これらの大会が日本で開催されたのも大きいです。
しかし、メジャーリーガーが参加しない大会であることも大きな要因の一つでしょう。
やはり誰もが納得するためには、WBCでの優勝が必要になります。
日本の場合各年代バランスよく強い
野球の日本代表は侍ジャパンと呼ばれ、トップチームだけでなく社会人や大学、中学生まで全てこのように呼ばれます。
日本の場合、全ての世代で世界No1を目指していますよね。
そこで、直近の国際大会の成績は以下のとおりです。
- U-12ワールドカップ:準優勝(2019年)
- U-15ワールドカップ:4位(2018年)
- U-18ワールドカップ:5位(2019年)
- U-23ワールドカップ:2021年は不参加・2018年は準優勝
- プレミア12:優勝(2019年)
- オリンピック優勝(2022年)
上記のとおり、日本が1位の理由は、プレミア12優勝とオリンピック優勝+育成年代での安定した成績によります。
我々日本人にとって受け入れがたい事実です。
メジャーリーガーがそろったWBCでは勝てず、参加しない大会でポイントを加算しています。
今後はオリンピックがなくなり、プレミア12にメジャーリーガーが参加するとランキングに変化があるかもしれません。
とは言え、現状ではWBCの優勝こそ本物の世界一でしょう。
【まとめ】野球の世界ランキングはなぜ日本が1位なのか?WBSCランキングの決め方も解説
野球の世界ランキングについて解説しました。
日本が1位の理由は、プレミア12優勝とオリンピック優勝+育成年代での安定した成績です。
また世界ランキングの基準は、以下の大会のトータルポイント制になります。
- WBC(ワールドベースボールクラシック)
- ワールド・ベースボール・クラシック予選
- WBSCプレミア12
- WBSC U-23ワールドカップ
- WBSC U-21ワールドカップ
- WBSC U-18ワールドカップ
- WBSC U-15ワールドカップ
- WBSC U-12ワールドカップ
- オリンピック
トータルなので、WBSCランキングが本当の世界1位と言えるかは微妙なところです。
とは言え、1位はうれしいことですね。
今後はWBCで、もう一度世界1位に輝いてほしいですね。
それでは、本日はここまで。
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