実は人気?野球のブンデスリーガも!ドイツの野球レベルは?

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実は人気?野球のブンデスリーガも!ドイツの野球レベルは?

大谷翔平選手擁する日本代表が決勝戦でアメリカ代表を下して念願の優勝を果たした2023年WBC。多くのメジャーリーガーが参戦したこともあり、現地の球場やテレビの前で応援していたという方も多いのではないでしょうか。今回のWBCを通じて日本だけでなく世界各国の野球にも改めて注目が集まる形となりました。

そこで、今回はその中でも惜しくもWBC2023では本戦出場を果たすことはできなかったドイツ 野球についてそのレベルや過去の国際大会での成績も踏まえて迫っていきたいと思います。

ドイツの野球について

まずドイツ 野球の強さについてですが、国際大会での成績をポイント化した指標であるWBSC世界ランキングでは2023年11月2日時点で17位につけています。

そんなドイツの野球文化ですが、ヨーロッパということもあり国内ではサッカーがもっとも繁栄しているスポーツの代表ですが、国内の野球リーグも人気があります。ドイツの国内野球リーグは野球ブンデスリーガといい、1部と2部が存在しており合計で41球団も所属している大きなリーグです。1部には16チームあり、1984年から続いている歴史のある国内リーグになっています。

そしてドイツの野球人口は約2万4千人ほどといわれており、もちろんサッカーと比べると少ないですが国内に根付いているスポーツの一つであるといえます。また、ドイツのブンデスリーガでは千葉ロッテマリーンズや横浜DeNAベイスターズなどで活躍した久保康友投手がハンブルク・スティーラーズに入団し、現在活躍しているため日本人にもなじみのあるリーグにもなっています。

ドイツ代表チームについて

続いて、ドイツ代表チームのこれまでの成績やその強さのレベルについてみていきたいと思います。ドイツ代表チームはオリンピックやWBC、プレミア12といった野球の主要な国際大会には今までのところ本戦出場できていないのが現状です。しかしながら、ワールドカップには5回出場しており最高成績は11位でした。また、欧州野球選手権では最高で準優勝を果たすなど代表チームの秘めている強さを示しているといえます。

WBCに関しては、これまで本戦出場はないものの第3回WBC予選では本戦進出決定戦まで進みました。惜しくもカナダ相手に敗れてしまいますがドイツ代表チームのレベルが上がっていることが世界各国に対して示されました。

ドイツ代表チームのメンバーはブンデスリーガにおいて一線でプレイしている選手やメジャーリーグの下部組織であるマイナーリーグでプレイしている選手も存在しています。

WBC2023でのドイツの成績について

惜しくも予選敗退となったWBC2023でのドイツの成績に迫っていきたいと思います。ドイツは本戦出場をかけて自国で開催された予選に参加しました。ドイツの予選A組には他にスペインやチェコ共和国、フランス、イギリス、南アフリカが名を連ねました。ドイツは南アフリカ相手に勝利を収めるも、イギリス戦、チェコ共和国戦で敗れてしまい予選突破を果たすことは叶いませんでした。

しかしながら、南アフリカ相手に11得点をあげるなど繋がりだすととまらない打線であることがドイツの野球として象徴的でした。

今回のWBCでは予選敗退でしたが、ブンデスリーガのレベルも今後上がっていったりマイナーリーグ所属の選手が増えたりすると次のWBCはかなり期待が持てるのではないかと感じられます。

最後に

今回はドイツ 野球の強さとそのレベルについて、過去の国際大会での成績や野球文化なども踏まえてみていきました。久保康友投手がブンデスリーガに所属しているように、各国の選手が今後ブンデスリーガに所属する流れができることで国としての野球のレベルも今よりも高くなり次の国際大会では台風の目になる可能性を十分に秘めているかと思われます。皆さんもぜひチェックしてみてください。

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