【プロ野球】スタートでつまずいた野球選手たちの成績まとめ

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【プロ野球】スタートでつまずいた野球選手たちの成績まとめ

3月28日の開幕から早くも3ヶ月以上が経過し、前半戦が終了しました。今シーズンはWBC効果もあり、観戦者数も大幅に伸びており、改めて野球人気を印象付けるシーズンとなっています。

そんななか、実力者たちが本領を発揮できないままシーズンの半分が経過してしまいました。

そこで今回は6月末時点の成績を振り返りながらスタートダッシュに失敗し、後半戦での巻き返しが期待されるセ・リーグの実力者5名をご紹介していきます。

※成績は前半戦終了時点です。

村上宗隆(ヤクルト)

打率:.242 安打:71 本塁打:16 打点:49 OPS:.809

昨シーズン三冠王に輝き、村上宗隆 年俸もかなり上がった村上選手もスタートでつまづき、いまだに復調しきれている様子はありません。さらにチームも村上選手の不調と比例して現在最下位争いをしています。

前半戦終盤の中日戦では1試合2本塁打など復調の兆しを見せているだけに村上選手の昨年並みの打棒復活がチーム浮上の鍵となりそうですね。

坂本勇人(巨人)

打率:.270 安打:60 二塁打:14 本塁打:10 打点:28 OPS:.813

シーズン開幕から先の見えないトンネル状態だった坂本勇人選手ですが、6月に入り、打率.338、3本塁打、9打点と状態を上げていました。しかし23日のカープ戦で「右大腿(だいたい)二頭筋長頭肉離れ(2度)」と全治4〜6週間の怪我を負い、二軍で前半戦終了を迎えることとなりした。

坂本選手の離脱と共にチームも失速、一時首位・阪神の背中も見えていましたが、ずるずると後退してしまっています。村上宗隆選手同様、変えの効かない選手であり、坂本選手の復帰、活躍がチーム浮上の鍵となります。

佐藤輝明(阪神)

打率:.214 安打:56 本塁打:10 打点:42 三振:74 OPS:.720

一昨年の新人王で阪神の顔とも呼べる佐藤輝明選手も非常に苦しんでいます。岡田監督からキャンプインの段階からサードに固定する、守備位置を固定することで昨年以上の結果を残すのでは、と大いに期待をされながら裏切る結果を残しています。二軍での調整を経て昇格した後も満足のいく結果を残すことができておらず、岡田監督のインタビューでは厳しい言葉が並ぶことが多くなっています。

青柳晃洋(阪神)

防御率:5.16 勝利:3 敗戦:3 奪三振:31 奪三振率:6.15 K/BB:1.94 WHIP:1.41

今季は初めて開幕投手を務め、エースとしての活躍が期待されましたが、3連敗を喫するなど調子をあげることができませんでした。そして5月19日に甲子園で行われた広島戦では5回7失点と打ち込まれ、翌日に2軍降格。2軍では持ち味の直球の切れを取り戻すこと、カーブ、シンカーなどの制球を上げるべく、プルペンで投げ込みました。その結果昇格初戦となった6月11日の広島戦で7回を2失点に抑え、後半戦に向けて復調の兆しを見せました。

栗林良吏(カープ)

防御率:4.85 勝利:2 敗戦:6 ホールド:7 セーブ:7 奪三振:30 奪三振率:          10.38 K/BB:2.73 WHIP:1.58

2021年の東京五輪では守護神を務め、WBCにも選出されましたが腰痛で離脱。その影響からか、シーズンが開幕しても昨年までの栗林選手の良さは影を潜めています。2軍での調整を経て1軍での試合にも出場をしておりますが、クローザーではなく中継ぎ、セットアッパーのポジションでの登板となっています。オールスター休暇を挟み、復調の兆しを掴んでもらいたいところです。

最後に

今回はスタートにつまづいたセ・リーグの実力者をまとめてきました。どの選手もチームに欠かすことができない選手ばかりで、オールスター休暇を活用してしっかりと体と心のメンテナンスをはかってもらいたいですよね。そして優勝争いの始まる後半で復調した姿を見せてもらいたいところです!

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