- スポーツに関係する仕事が知りたい
- スポーツを仕事にする魅力が知りたい
- スポーツを仕事にする方法・転職する方法が知りたい
このような疑問を解決します。
本記事を読めば、スポーツに関係する仕事、スポーツを仕事にする魅力・デメリット、年収、就職・転職する方法が分かります。
スポーツ界は今後、今以上に大きな成長・発展していく産業と言われています。
一部では、落ち目の産業とも言われたりすることもありますが、そんなことはありません。
例えばスポーツ庁がまとめた、スポーツ市場の成長目標でも市場規模が拡大しています。
つまり、市場規模は拡大し今後も多くの需要が見込まれます。
またスポーツ界はプロスポーツが全てではありません。
例えばフィットネスなどは、右肩上がりに伸びている産業です。
医療費が増えスポーツが健康問題の根本的な解決になることから、ますます注目が高まるでしょう。
それにしたがい、スポーツ業界で働く人の需要も高まっていきます。
またスポーツ経験がなくても、スポーツにかかわる方法は多くあります。
本記事では、スポーツに関係する仕事を紹介しつつ、魅力や就職・転職する方法、年収なども解説します。
それでは、本題に入ります。
スポーツ業界に就職する方法
一般的な新卒の採用方法は、ほとんどの方が分かっていると思うので、スポーツ業界に特化した方法を紹介します。
と言っても、そこまで特別なことはありません。
- 企業の公式サイトをこまめにチェックする
- 求人サイトに登録する
- 人材・転職エージェントに登録する
- SNSで求人を探す
- 知人を探す
- 直接交渉をする
①企業の公式サイトをチェックする
企業の公式サイトで、職員の募集やアルバイトの募集をしている場合があります。
こまめに公式サイトをチェックしましょう。
また現在は求人がなくても、将来求人が発生した場合、あらかじめ登録していおいた人の中から優先的に選考する場合もあります。
ですので、どうしても入社したい企業がある場合、前もって登録しておきましょう。
②求人サイトに登録する
求人サイトに登録するのもおすすめです。
求人サイトには非公開求人もあるので、スポーツ業界に就職、転職したい方は、登録が必須でしょう。
おすすめの転職サイト
③人材・転職エージェントに登録する
人材サイトや転職エージェントに登録するのもおすすめ。
自分のキャリア・疑問・自分に合いそうな求人を専門のアドバイザーに相談しながら転職を進めることができます。
こちらも多くの非公開求人があり、無料で登録できるので、気になる方はチェックしてみてください。
おすすめの転職エージェント
・アスリートエージェント
スポーツ経験者なら求人、就職支援実績豊富なこちらがおすすめ。スポーツをしてきた経験を仕事に生かせます。
・スポナビキャリア
こちらもスポーツ経験者向けの転職エージェントです。スポーツをしてきた経験を仕事に生かせます。
・リクルートエージェント
こちらは転職実績No1。豊富な転職実績と業界に精通したキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
④SNSで求人を探す
SNSで求人を探す方法もあります。
最近ではSNSでいち早く求人を発信する企業もあります。
求人サイトより早く情報を掲載する場合があるので、気になる企業についてはフォローしておきましょう。
⑤知人を探す
スポーツ業界で働いている友人や知人から紹介してもらう方法です。
その人に、どうしたらスポーツ業界で働けるか聞いてみましょう。
またその人にスポーツ界で働いている人を紹介してもらいます。
これを繰り返すことで、就職活動が進んでいく場合があります。
なかなか大変なことですが、人脈を生かしていけば目当ての求人にたどり着く可能性があります。
⑥直接交渉する
上記の紹介した方法が全てダメだった場合、企業に直接メールや電話で相談してみましょう。
断られることもありますが、意外と求人を募集しているところもあります。
勇気はいりますが、どうしてもその企業で働きたいなら、思い切ってチャレンジしてみましょう。
スポーツ業界に就職するのがおすすめな理由
ここからは、スポーツ業界に就職するのがおすすめな理由を詳しく解説します。
スポーツ業界に就職したいと思っている方は、参考にしてみてください。
- 選手とともに喜びを分かち合える
- 子供や選手の成長を間近で感じることができる
- スポーツのすばらしさを伝えることができる
- スポーツ界に恩返しできる
- 好きを仕事にできる
詳しく解説します。
①選手とともに喜びを分かち合える
私自身、これが1番のメリットだと思っています。
選手やチームが勝った時に、喜びを同じように分かち合うことができます。
例えば、テレビでスポーツ中継を見ていて、応援しているチームが優勝した時を想像してみてください。
- 「その企業で働いている」
- 「選手の道具をサポートしている」
- 「選手の体をサポートしている」
他にもなんでもいいと思います。
選手・チームが活躍した時の喜びが何倍にもなって、自分に返ってきます。
このような経験は、一般的なサラリーマンでは味わうことは難しい。
間接的ながら、共に喜び、時には悔しいことを一緒に味わうことができます。
②子供や選手の成長を感じることができる
子供や大人、選手など教える仕事であれば、成長した時に感動を覚えます。
この感動を一番身近に感じることができます。
選手の成長を感じると共に、自分も成長しながらスポーツに携わることができます。
③スポーツの素晴らしさを伝えることができる
スポーツを仕事にしている人は、スポーツの素晴らしさを理解しています。
それを自分だけでなく、多くの人に届けたいと思っています。
このスポーツの感動や素晴らしさを多くの人に伝えることができるのも、スポーツ業界で働く大きな意味になります。
④スポーツ界に恩返しできる
スポーツを経験したきた人であれば、スポーツや競技に恩返ししたいという人も多いでしょう。
自らを成長させてくれたスポーツ業界に恩返しすることで、自分が受けた恩恵を他の人にも返すことができます。
後進や次の世代に自分が受けた指導を返すことができるのは、スポーツ業界に就職した人だけができる仕事です。
スポーツ経験が生かせる転職サイトはスポーツ経験が生かせるおすすめの転職サイト5選【口コミなども解説】でまとめています。
⑤好きを仕事にできる
ここは、シンプルです。
明確に好きなことがあるので、「好き」を仕事にすることができます。
「好きだけでは仕事はできない」という方もいます。
しかし、好きなことがあるならそれを生かしたいと思うのは当然です。
外野の声は無視して、自分の道を進んでいきましょう。
未来を決めるのは、今の自分しかいません。
今からできることを、少しずつやっていけば好きなことも仕事にできるはずです。
とは言っても、少なからずスポーツ界で働くデメリットもあります。
スポーツ界の平均年収
スポーツ界の平均年収は、一般業界の8~9割と言われています。
もちろん大手企業、大規模な親会社を持つグループ会社であれば一般企業と同水準かそれ以上の企業もあります。
例えば、大手スポーツメーカーのミズノの年収は、有価証券報告書のデータから見てみると、2020年は平均で約600万円です。
スポーツ業界最大手のミズノでこの年収です。
知名度の低い企業であれば、もっと低いでしょう。
ではなぜ、このような低い年収にも関わらず多くの方がスポーツ業界を目指すのでしょうか。
それは、スポーツ業界に就職することで、「やりがい」が年収の差を大きく上回るからです。
仕事に求めるものは人それぞれです。仕事内容、年収、安定性、将来性、福利厚生、労働時間などなど。
しかし、スポーツ業界を目指す人は、スポーツを仕事にすることで得られるやりがいを求める方が多いです。
とは言え、まだまだ業界として、未熟な部分も多いとされています。
魅力が多い業界である反面、現状では年収が低いのがデメリットと言えます。
今後は稼ぐ意識が大切になってくると言われ、バリバリ働いて、現状を打開するぐらいの強い気持ちの方をスポーツ界は求めています。
スポーツ業界に新卒採用が少ない理由
スポーツ業界の求人をみると、新規採用が少ないと感じる方もいるかもしれません。
実際、ネットや本を調べてみると、少ないようです。
理由は以下の2点
- 中途採用のみの企業もある
- 業界内のツテを頼って求人活動を行っている
中途採用のみの企業もある
スポーツ業界では、高校、大学、専門学校などの卒業予定者を対象とした、新規採用を実施していない企業も多くあります。
大きな企業では新規採用を実施しているところもありますが、多くのスポーツ企業では中途で採用を確保しています。
中途採用を優先する大きな理由は、即戦力人材を求めているからです。
したがって、スポーツ関係の仕事に就くのであれば、中途採用で入社するというのも一つの選択肢です。
例えば
- ベンチャー企業でビジネスの基本を学ぶ
- 大手企業で経歴的な実績を作る
- 代理店で多くの仕事を見る
- 経営コンサルティング会社に入る
- などなど
今後スポーツ業界に転職することを見据えて、新卒で入社する会社を選ぶのも一つの方法です。
詳しい就職方法は、後程紹介します。
業界内のツテを頼って求人活動を行っている
スポーツ業界は、横のつながりが強い業界と言われています。
つまり、退職などで空きが発生した場合、口コミで情報が広まり、その企業に業界内から応募が集まります。
また、退職した企業の役員や社員が人脈を生かして採用する場合もあります。
したがって、一般の方の目につかないまま、募集が終了しているということがあります。
とは言え、全てがこの条件に当てはまるわけではありません。
ここからは、実際にスポーツ業界に就職や転職する方法を解説していきます。
スポーツに関係する仕事
スポーツに関係する仕事は、スポーツの数だけ仕事があると言っても過言ではありません。
一つづつ紹介したらきりがないので、仕事名を紹介するのにとどめます。
大きく仕事を分けると
- 競技をする(プロや実業団選手など)
- 選手を支える仕事(トレーナー、栄養士、用具係、企業スタッフなど)
- 感動を伝える仕事(テレビ、雑誌、カメラマン、メディアなど)
- スポーツを教える仕事(教師、コーチ、インストラクターなど)
上記に分かれます。
上記が密接に関わりながらスポーツ界が作られています。
①競技をする仕事
競技をする仕事は、競技の数だけ選手がいると言っても、過言ではありません。
働き方もプロとして、プレーすることで、その対価として収入を得る方法と、企業などの社員として働きながらプレーする方法があります。
また、eスポーツと呼ばれるゲームを使ったスポーツもあります。
まだまだ少ないですがプロとして収入を得ている方もいます。
今後、伸びていく産業と言われています。
ただし、競技をする仕事は、小さいころからの努力や才能が必要な仕事です。
したがって、なりたいと思ってもなれる仕事ではないかもしれません。
主な仕事
- 選手
- 監督・コーチ
- 審判
②選手を支える仕事
選手を支える仕事は、多岐にわたります。
裏方ですが、選手とともに勝利の喜びを分かちあえることが最大のメリットです。
資格がなくても携われる仕事も多くあるので、コツコツ努力していけばこのような仕事に就くことができます。
主な仕事
- トレーナー
- スポーツドクター
- 栄養士
- 通訳
- スポーツ施設の管理
- アナリスト
- スポーツ用品メーカーの社員
- スポーツショップ店員
- チーム運営会社社員
- スポーツ統括団体の社員
- 代理人
- マネージメント会社社員
- スポーツ学者
③感動・魅力を伝える仕事
映像や雑誌などでスポーツの感動を伝える仕事です。
一言で感動や魅力と言っても多くの方法があります。
今風に言えばユーチューバーなどもこのカテゴリーに入ります。
スポーツの数だけ仕事があると言っても過言ではありません。
主な仕事
- ジャーナリスト
- 編集者
- ライター・記者
- 実況・解説・リポーター
- カメラマン
- 雑誌の発売元の社員
- テレビ局
- ネット局
- ネットメディア
- イベント企画会社社員
- ユーチューバー
- ゲーム会社社員
- 旅行会社社員
④スポーツを教える仕事
こちらはプロを支えるのではなく、スポーツをする一般の方を支える仕事です。
一般の方が施設を使いやすくしたり、上達を感じられるように工夫する仕事。
一般の方に喜んでもらえるとことが最大の喜びです。
主な仕事
- 体育教師
- スポーツトレーナー
- インストラクター
- スクール職員
- ジム運営スタッフ
ざっくりした紹介になってしまいましたが、こんな感じです。
それでは、もう少しスポーツ業界について深堀していきます。
【まとめ】スポーツ業界に就職する方法
スポーツ業界に就職する方法や魅力を解説してきました。
スポーツ業界は、魅力のある業界です。
デメリットを上げると、現状では年収が低いという点でしょう。
ただし、それを補うほどのやりがいと魅力を感じながら働いている方がほとんどです。
スポーツ業界に興味を抱いているなら、少しづつ行動していきましょう。
今から少しずつ行動することで、未来が変わりますよ!