レギュラーシーズン2位という結果で先のクライマックスシリーズではファーストステージで横浜DeNAを下しファイナルステージへと駒を進めた広島東洋カープ。惜しくもファイナルステージでは阪神タイガースに敗れてしまいましたが、新井貴浩監督のもと若手からベテランの選手までが力を発揮しその強さを示していました。
その広島東洋カープの選手の中で現在悪い意味で話題になっているのが、2017年ドラフト1位で入団した中村奨成選手です。
今回は中村奨成 現在と過去の騒動について、経歴などを含めて迫っていきたいと思います。
中村奨成について
中村奨成は1999年6月6日生まれの24歳で、広陵高等学校から2017年にドラフト1位で広島東洋カープに入団したプロ野球選手です。主にキャッチャーやサード、外野を守っています。
プロ入り前の経歴について
中村奨成は広島県出身であり、小学校1年生の時に野球を始めました。小学生のころからシュアなバッティングと俊足で頭角を現していました。中学は軟式野球チームである「大野シニアベースボール」に所属していました。
中学卒業後は、地元の野球名門校である広陵高校へ進学しました。広陵高校では1年生から正捕手の座を獲得し、1年夏の大会では背番号2を背負って出場しました。高校時代には数々の記録を樹立し、注目を集めていました。3年夏の大会ではチームを甲子園に導き、甲子園では準優勝を果たす活躍をみせました。また、甲子園では6本塁打を放ち、個人最多本塁打の記録を更新しました。また、打点でも17打点を大会通じてあげて、個人最多打点記録も更新しました。結果的に高校通算45本塁打で、キャッチャーであり打力も高いことから各球団から興味を示されていました。
そしてその年のドラフト会議では、広島東洋カープと中日ドラゴンズから1位指名を受け、抽選の結果地元である広島東洋カープが交渉権を獲得し、契約金1億円に出来高分5,000万円、推定年俸800万円で入団しました。
プロ入り後の経歴について
広島東洋カープに入団後は体づくりやプロのレベルになれるために二軍生活が続きます。結果的にプロ入り1年目は終始二軍生活を送りました。2年目は故障の影響もありリハビリ生活を送っていました。故障が癒え、復帰後の二軍戦で頭部死球を受けて救急搬送されました。結果的に2年目も二軍生活を送り、一軍の試合に出場することはできませんでした。
3年目以降は一軍での試合にも出場するようになり、また打力や走力もあることから外野手として試合に出場することも増えました。
直近の2023年シーズンは7月に一軍昇格を果たしますが、8月には出場選手登録を抹消されてしまいます。昇格から抹消までの成績は打率.091で結果を残すことはできませんでした。
過去の騒動について
中村奨成は野球以外の面で話題に上ることが多く、2022年にはインスタグラムで知り合った複数の女性と不誠実な交際を行っていたことが週刊文春に報じられました。
そして2023年10月には既婚者女性の方と肉体関係を持ち、その女性の夫とトラブルになっていたことが同じく週刊文春によって報じられていました。このように2年連続で女性問題を起こしており、かつ大型捕手として入団したにも関わらず現在まで目立つような成績を残せていないことからファンからも苦言を呈されている状態です。
中村奨成 現在はこのように野球以外の面で注目を集めており、クライマックスシリーズにも進出したチームに目に見える形で貢献できていないとみてとれます。
最後に
今回は中村奨成 現在について、過去の女性問題などについて迫っていきました。チームの核となってくれる選手としてドラフト1位指名されていますので、今後は野球でチームに貢献する活躍を見せてほしいとファンは願っていることかと思われます。