2023年3月に開催され、日本の優勝という劇的な結果で幕を閉じたWBC2023。大谷翔平選手や吉田正尚選手などメジャーリーガーも多く参戦したことで、テレビの前や実際の球場で応援していたという方も多いのではないでしょうか。特に決勝戦ではトラウト選手など名だたるメジャーリーガーが名を連ねたWBCアメリカ代表と日本代表との試合が行われ、大きな反響を呼びました。
今回はそのアメリカ代表について、代表選手も紹介しながらその強さの理由について迫っていきたいと思います。
アメリカの野球について
皆さんご存じかもしれませんが、改めてアメリカ野球の強さについて文化や歴史も含めてみていきたいと思います。
アメリカの野球文化ですが、世界で最も歴史も人気もあるのがアメリカの野球です。中でも、各国の選手があこがれて挑戦をしていくメジャーリーグは120年以上の歴史がある世界最高峰の野球リーグです。そのため、アメリカでの野球人気はとても高く多くの人が熱狂するスポーツであり競技人口もとても多いスポーツの一つです。
そのような最高峰のレベルで野球をプレイすべく日本含めて各国の選手がアメリカに集まってきます。日本でも大谷翔平選手やダルビッシュ有選手、菊池雄星選手など日本のトッププレイヤーの多くがメジャーリーグに挑戦しています。
そのような世界で最もレベルの高い環境がアメリカでは整っている他国と比較して一番の特徴になると思われます。
WBC2023でのアメリカの成績について
このようなレベルの高い選手がひしめくアメリカ代表チームが今回WBC2023でどのような成績を残してきたか振り返っていきたいと思います。結果としてアメリカはWBC2023では決勝で日本に敗れ準優勝という結果でした。アメリカ代表は一次ラウンドでイギリス、メキシコ、カナダ、コロンビアという強豪国が揃う組でした。しかし、メキシコには敗れてしまいますがほか3試合は勝利を収めて一次ラウンド突破を果たします。
その後の準々決勝ではベネズエラ代表を相手に接戦を制し、準決勝ではキューバ代表を圧倒しました。そして決勝戦で日本代表と戦い、2対3で惜しくも敗れてしまい準優勝という結果でした。
アメリカ代表は今大会中心選手であるトラウト選手の声掛けもあり多くの実力のあるメジャーリーガーが参加していました。そのため選手層が非常に厚く、投打がかみ合った時の爆発力やタフな試合が続いても接戦を落とすことが少なかったです。今大会を通して改めてアメリカ代表の野球の強さを示したといえます。
WBCアメリカ代表選手について
続いて、今大会のアメリカ代表を支えたWBCアメリカ代表選手について一部ご紹介させていただきます。
- マイク・トラウト(外野手):大谷翔平選手と同じエンゼルスに所属している選手であり右投右打。すべてのプレイが一級品であり、MVPも3回受賞しておりMLBを代表する選手の一人です。
- ポール・ゴールドシュミット(内野手):カージナルスに所属している選手であり右投右打。守備・バッティングともに優れており、本塁打王や打点王、ゴールドグラブ賞も過去に複数回受賞経験があります。
- J・T・リアルミュート(捕手):フィリーズ所属の選手であり右投右打。キャッチャーという守備の負担が大きいポジションを務めながら走攻守で高いレベルを誇っている選手である。守備では盗塁阻止率.476を記録するなどMLB最高のキャッチャーともいわれています。
以上のようにMLBの中でもトップクラスの選手が名を連ねていました。
最後に
今回はアメリカの野球がなぜ強いのかについて、WBCアメリカ代表選手も含めてご紹介させていただきました。日本とアメリカは定期的に日米野球を行うなど親密度が高く、日本国内でその試合を見ることも可能です。今回のWBCを通してメジャーの選手に興味がわいた方は、今回あげた選手以外にも様々な特徴をもった選手がいますのでぜひチェックしてみてください。