中日キューバ選手が亡命?ロドリゲスやレビーラのその後を調査

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中日キューバ選手が亡命?ロドリゲスやレビーラのその後を調査

レギュラーシーズンが終わり、セ・リーグは阪神タイガース、パ・リーグはオリックスバファローズの優勝が決まり、クライマックスシリーズや日本シリーズが始まりつつあります。日本プロ野球において各チームの戦力の中で大事になってくるのが助っ人外国人の存在です。その助っ人外国人の中でもキューバ出身の選手は少なくありません。

しかし、2023年シーズンが始まる頃に中日のキューバ選手が亡命したことが報じられました。今回はその亡命したロドリゲス選手とレビーラ選手のその後について迫っていきたいと思います。

ロドリゲス選手について

まずは亡命した選手の一人であるロドリゲス選手についてみていきたいと思います。ジャリエル・ロドリゲス選手は2020年から中日ドラゴンズでプレーし始めました。これまでの活躍としては、先発・中継ぎ問わず成績を残してきました。特に2022年シーズンには中継ぎの中でも「8回の男」として活躍しました。結果としてシーズン通して6勝2敗39ホールドの成績を残し、最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得しました。

その後WBC2023のキューバ代表としても活躍し、先発として2試合に登板して7.1イニングを投げて防御率2.45を記録しました。

しかしその後、中日との契約を結んでいるのにも関わらずキューバから亡命しメジャー球団との契約を模索していると報じられました。レギュラーシーズンが始まってもロドリゲス選手は日本そして中日へ戻ってきませんでした。

亡命後について

気になるロドリゲス選手の亡命後ですが、しばらくは消息不明でしたが9月にロドリゲス選手自身のSNSで練習風景を投稿していました。そのことから亡命後も練習を続けながらMLB球団との契約に向けて動いているのがわかります。

その後まま来日することなく2023年シーズン終了後に契約解除となりました。

レビーラ選手について

続いてもう一人、レビーラ選手についてみていきたいと思います。ペドロ・レビーラ選手は2022年5月から中日ドラゴンズの一員としてプレーし始めました。レビーラ選手は持ち前のパンチ力のある打撃から、育成選手契約を交わした約1か月後には支配下登録されて1軍の試合に出場し始めました。また、本来はキャッチャーやファーストがメインの守備位置でしたが、同じポジションにはビシエド選手などがいたため、中日ドラゴンズでは主にレフトとして出場していました。

また、1軍初出場の試合では第二打席でいきなり来日初安打となる本塁打を放つなど才能の片鱗を見せつけました。その試合ではさらにタイムリーヒットを放つなどチームの勝利に貢献し、ヒーローインタビューにも選出されました。

2023年シーズンも2軍の試合に出場を続けていましたが、9月26日からレビーラ選手は音信不通になり自宅にも姿が見当たらず一部記者によるとMLB球団との契約を目指しドミニカ共和国へ亡命したと報じられました。

亡命後について

気になるレビーラ選手の亡命後についてですが、前述のドミニカ共和国へ向かったのではないかという情報以降は特にその後の動きは明らかになっていません。わかっているのは現在も日本には帰国している様子はなく、おそらく来期以降の契約は中日ドラゴンズとの間で結ばないのではないかといわれています。

最後に

今回は中日ドラゴンズで活躍し、その後亡命したと報道があったロドリゲス選手とレビーラ選手について今までの活躍と亡命後の動きについて迫っていきました。どちらも中日ドラゴンズの主力選手として戦力になっていましたがMLB球団との契約に向けて動いており戻ってくる様子はないということで、球団としては想定外の打撃を食らってしまいました。

ロドリゲス選手は自身のSNSで近況をアップしていたりもしますのでMLB球団との契約を勝ち取れるのか、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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