
- 野球のグローブの種類が多くて、どれがいいか分かりません?
- グローブの選び方が知りたい
このような疑問を解決します。
本記事で分かること
- 野球のグローブの選び方
- グローブを買う際の注意点
- おすすめのメーカー
本記事は、野球を始めたばかりの初心者向けの記事となっています。
【結論】草野球初心者におすすめのグローブ

【結論】軟式用オールラウンドグローブがおすすめ
なぜこのようになるのか説明します。
オールラウンドグローブ
ポジションは決まってないけど、グローブが必要といったこともあると思います。
このような時は、オールラウンドグローブを購入しましょう。名前のとおりで全てのポジションに対応したグローブです。キャッチャー以外なら、どのポジションでも使うことができます。
ちなみに「種類が多くて選べない」「オールラウンドグローブがよく分からない」と思う方は、私がおすすめするグローブは以下です。

ちなみに私が小学校の時に初めて買ったグローブも、オールラウンドグローブでした。
草野球でも初めてグローブを買う人は、オールラウンドグローブが多いです。
ちなみに左投の場合、守れるポジション(投手と外野手、一塁手)が少ないので、オールラウンドグローブの種類も少なめです。左投なら投手用グローブがオールラウンドグローブに近い形なのでおすすめです。
ここからいろいろグローブの選び方を説明しますが、「難しくて分からない」「ごちゃごちゃうるさい」と思ったら、今紹介したグローブがおすすめです。
オールラウンドグローブのデメリット

どのポジションでも使えるオールラウンドグローブですが、デメリットもあります。
あとで後悔しないために、デメリットもチェックしておいてください。
【オールラウンドグローブのデメリット】
・機能が劣る
・型を変えづらい
デメリット1:機能が劣る
野球のグローブは、ポジションごとにグローブがあります。例えば2塁手なら2塁手用のグローブがあります。
このようにポジションごとの専用グローブがあります。しかしオールラウンドは、「複数のポジションを守る」という設計なので、ポジション専用のグローブと比べると機能が劣ります。
オールラウンドグローブは、「複数のポジションを守れる」という反面、野球になれている人が使うと「中途半端なグローブ」と感じることもあります。
しかし初心者の場合ですと、外野を守ったり、セカンドを守ったりということになると思うので、オールラウンドグローブはぴったりのグローブと言えそうです。
デメリット2:型を変えづらい
少し専門的な話になりますが、内野手であれば捕球してからすぐに送球できるように、なるべく平らにグローブの形を変えます。
外野手の場合は、グローブの小指を入れる穴に薬指を入れて、グローブの形を変えつつボールをとりやすくします。
ポジションによって、人差し指を出したり中に入れたりする人もいます。
オールラウンドグローブの場合、ポジションごとにグローブの形を変えることが難しいため、これがデメリットになります。
ちょっと難しい話なので、最初はあまり気にしなくてOKです。
オールラウンドグローブのメリット

オールラウンドグローブのメリットを紹介します。
実際に使用した情報を元にしているので、買うか迷っている場合は参考にしてください。
- 複数のポジションを守ることができる
- 支出を抑えることができる
- グローブ選びに迷ったらオールランドグローブを買う
メリット1:複数のポジションを守ることができる
冒頭でも説明したとおり、オールラウンドグローブは複数のポジションを守ることができます。
したがって、ポジションが決まっていない初心者でも、どこのポジションでも守ることができるグローブです。
「いろいろなポジションを守ってみたい」と思った時でもおすすめですね!
メリット2:支出を抑えることができる
野球の道具は高価なためポジションごとにグローブを買いそろえると、結構なお金がかかります。
グローブ代の他にユニフォーム、手袋、バット、グラウンド代など他のスポーツに比べると支出が多くなります。
オールラウンドグローブであれば、複数のポジションを守ることができるので、グローブの支出は一つで済みます。
費用面で安心ですね。
メリット3:迷ったらオールラウンドグローブ
結論です。
いろいろ説明してきましたが、どのグローブにしたらいいか分からないと思った時は、オールラウンドグローブを買いましょう。
極論を言えば、先ほど紹介したグローブを買う必要もありません。初めてグローブを買うのであれば、ドンキとかの安いグローブでもOKです。グローブに慣れる意味なら、何でもOKです。
「2つ目のグローブをちょっと高いグローブにしてみる」といった感じですね。

初心者が野球のグローブを選ぶ際に注意すること

オールラウンドグローブをおすすめしましたが、ここからは他のグローブやオールラウンドグローブの選び方を紹介します。
グローブは野球をするのに、最も大切な道具といっても過言ではありません。手に合わないグローブですと、ボールがとれないばかりかケガをすることもあります。
したがって、注意しながらグローブを選んでいく必要があります。
注意点は以下です。
- 手に合うグローブを使う
- 利き手
- 硬式・軟式
- 色、値段
- ポジションに気を付ける
【注意1】手に合うグローブを探す
実際にグローブをはめてフィット感を確認します。
グローグは革でできているので、全く同じグローブでも微妙にフィット感やさわりごこちが違います。
ですのでネットで買いたいと思う方でも、必ず野球用品店ではめてから購入してください。
その後、ネットで同じ型を買うのが安く購入できる方法です。
新品のグローブは非常に硬いので、驚くかもしれませんが、使いながらやわらかくしていきます。分からないことや疑問に思うことは、店員さんに聞くのがいいですね。
グローブを選ぶ際は、洋服や靴を買う時と同じイメージを持つといいかと思います。
【注意2】利き手
利き手に合った、グローブを買うことも大切です。
反対のグローブを買うと、もう一度買うことになるので注意してください。
- 右投げなら、左手にはめるグローブ
- 左投げなら、右手にはめるグローブ
画像ではどちらのグローブか分かりずらいですが、実際にお店ではめるとフィット感が違うので分かります。間違えないように購入しましょう。
※右利きだからといって、右投げとは限りません。自分が投げやすい手を確認しましょう。


【注意3】色・値段
色
学生の場合は、規定があります。したがって高校野球対応モデル等の表示があるグローブを買うことになります。
しかし草野球であれば、色の規定はないので自分の好きな色でOKです。
※まれに規定もあったりしますが、ほぼ無しです。
投手をする場合は、注意が必要です。
後ほど説明します。
道具は、モチベーションにもつながるので、自分の好きなデザインや色で決めてOKです。何となくカッコいいと言った感じでも大丈夫です。
値段
グローブの値段もピンからキリまでありますが、初心者なら1,500円程度のドンキホーテで売っているグローブでもOKです。
理由としては、続けるか分からないので高いグローブを購入する必要はありません。ですから1,500円グローブでもOKです。悩んでいる人
1500円のグローブでボールをちゃんととれるの?
といった意見もあると思いますが、とれます。
野球がある程度続けられそうで、自分に合ったグローブが欲しいと思った時に高いグローブを購入してもいいかと思います。
【注意点】
ネットで買う際は、間違ってサイズの小さい少年用のグローブを選ばないように注意しましょう。極端に値段が安いグローブは少年用です。
【注意点4】硬式・軟式
グローブには軟式用と硬式用の2種類あります。
野球では硬式ボールを使う硬式野球と、軟式ボールを使う軟式野球があります。小学生から社会人まで、全ての年代で両方あります。
ですので、草野球は軟式なので、軟式用グローブを買いましょう。
硬式用のグローブを軟式野球で使ってはいけないルールはありません。しかし値段や素材が違うので、自分が行う野球を確認してから買うようにしましょう。
【注意5】ポジションごとのグローブ
守るポジションによってグローブの形や大きさが違います。どのような違いがあるのか分からない方も多いと思います。ここからは、ポジションごとのグローブを画像付きで解説します。
ちなみにキャッチャーとファースト以外はどのグローブでも、試合で使うことができます。
例えば、ピッチャー用のグローブでも、外野を守ることができます。特に規定はありません。
基本的には、グローブの大きさや形が違います。
詳しく見ていきます。
野球のグローブの種類

ポジションごとにグローブを紹介していきます。
ピッチャー(投手)

ピッチャー用のグローブは投げる機会が多いので、軽く固いグローブになっています。また握りがばれると球種がばれてしまうので、握りが分からないグローブの構造になっています。
グローブにボールが入った際、ボールが見えなくなります。
種類によって、人差し指にカバーがついているグローブもあります。
投手(ピッチャー)をする場合はグローブに注意
投手をする場合は、グローブの色に気を付けましょう。
あくまでも本格的な公式戦に出る場合です。
練習試合ならほぼ問題ないです。
以下は、全日本軟式野球連盟が適用しているルールです。
このように、ピッチャーのグローブには色の規定があります。
分かりづらいのでまとめると
- グローブ本体の白、グレーは不可
- グローブ本体は1色でないといけない
カラフルなグローブは、使えないということです。
例えば以下のようなグローブは、ピッチャーとして使うことはできません。

投手をする可能性がある、投手をしてみたいと思うのであれば、このようなカラフルなグローブを選ばないほうがいいですね。
キャッチャー(捕手)
キャッチャーは投手の速いボールをとるため、軽くて耐久性のあるグローブになっています。独特な形をしているキャッチャー専用のグローブです。
他のポジションで使うことはないので、キャッチ―をする場合のみ購入しましょう。
ちなみに一つだけ全く違う形をしているので、見ると必ず分かります。
ファースト(一塁手)
ファーストのグローブもキャッチャーのグローブ同様、独特な形をしています。送球をとることに特化したグローブで縦に長く、送球の勢いに負けないようなグローブの構造になっています。したがって、ファーストを守る予定がある方のみ購入しましょう。
セカンド(二塁手)
ファースト以外の内野手は、ほとんど同じ形のグローブを使います。厳密に言うと形や大きさが違いますが、初心者や初めたばかりであれば、そこまでこだわる必要はありません。
慣れてくると「もう少し小さいグローブの方が送球しやすい」「大きいグローブで安定感を増やしたい」と言ったことが分かります。その時に購入する感じです。
サード(三塁手)
基本セカンドと同じです。
ショート(遊撃手)
セカンドやサードと同じ形のグローブで問題ありません。
外野手
外野手用のグローブは、とることがメインのグローブです。したがって少しでも遠くのボールをとるため、縦に長いグローブです。ポケットと呼ばれる捕球面も、深くなっています。グローブの長さを比べると、1番長いグローブになります。
グローブのおすすめメーカー
おすすめのメーカーはないの?と言うことで、紹介します。
正直言って、何が良くて何が悪いか分からないと思うので、初めて買うグローブは、メーカーを気にする必要はありません。
しかしカッコいいグローブを買うとモチベーションも上がると思うので、紹介していきます。以下のメーカーならどこでも売っていて、間違いないですね。
メーカー名 | 読み方 | 画像 |
---|---|---|
MIZUNO | ミズノ |

ZETTゼット

asicsアシックス

SSKエスエスケイ

Rawlingsローリングス

他にも多くのメーカーがありますが、上記のメーカーは野球で有名なメーカーです。
聞いたことがないメーカーだと不安という方は、上記のメーカーを選んでみてください。この中でもミズノは1番有名なメーカーですね。迷ったらミズノで間違いありません。
オールラウンドグローブを買って野球を楽しもう!
オールラウンドグローブを買うと、いろいろなポジションを守ることができるので、野球の楽しさが広がりますよ!
もう一度確認しておきましょう
【オールラウンドグローブのデメリット】
・機能が劣る
・型を変えづらい
・複数のポジションを守ることができる
・支出を抑えることができる
【選ぶ際の注意点】
・手に合うグローブを使う
・利き手
・硬式・軟式
・色、値段
・ポジションに気を付ける
以上に注意しましょう!
おすすめのグローブは以下です。

野球の練習方法は野球の技術が上昇するトレーニング20選とコツを紹介でまとめていますのでぜひご覧ください。