カル・ローリーの2025年シーズンの成績を紹介!年棒やイチローとの関係も!

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カル・ローリーの2025年シーズンの成績を紹介!年棒やイチローとの関係も!

現在のメジャーリーグ(MLB)を代表する捕手の一人として大きな注目を浴びているのが、シアトル・マリナーズに所属するカル・ローリー(Cal Raleigh)です。2025年シーズンは打撃・守備の両面で圧巻の活躍を見せ、球界屈指の両打ちの強打捕手として存在感を高めました。

本記事ではカル・ローリーについて、2025年シーズンの活躍、過去の成績との比較、年俸や契約内容、そして、マリナーズの先輩にあたるMLB殿堂入りのイチロー氏との関係性などを幅広く紹介していきます。

プロフィール

カル・ローリーは、アメリカ合衆国ノースカロライナ州出身のメジャーリーガー(捕手)です。2018年のMLBドラフトでシアトル・マリナーズから3巡目(全体90位)指名を受け入団し、2021年にメジャーデビューしました。

守備負担の重い捕手というポジションながら、長打力・出塁力・守備力を高次元で兼ね備える選手として高く評価され、MLBを代表する捕手として頭角を現しています。

カル・ローリーの2025年シーズンの成績

2025年シーズンのカル・ローリーはメジャーリーグ史に残る大活躍を見せました。その活躍を打撃・守備両面から振り返りたいと思います。

打撃面での活躍

2025年シーズンは、特にホームラン数で記録的なシーズンを送りました。

9月24日対コロラド・ロッキーズ戦で放ったシーズン60本目の本塁打は、メジャーリーグ史上7人目の快挙であり、「捕手登録の選手」としては史上初の偉業です。これまでの捕手のシーズン最多本塁打記録は、2021年にサルバドール・ペレスが記録した48本でしたが、ローリーはこれを大幅に更新。しかも、スイッチヒッターとしてのシーズン最多本塁打記録(ミッキー・マントルの54本)をも塗り替え、本塁打と打点(125打点)の2冠(捕手としては史上最多)を獲得、文字通り「史上最強の打てる捕手」となりました。

また、身長190cm、体重115kgという巨漢から「Big Dumper(ビッグ・ダンパー)」の愛称で親しまれるローリーですが、2025年は14盗塁を記録。捕手としては異例とも言える機動力も見せ、チームの勝利に大きく貢献しました。

守備面での活躍

打撃だけでなく、守備面でもローリーは卓越した存在感を発揮しました。

オールMLBファーストチームの捕手として表彰を受けただけでなく、「シーズン1000イニング以上出場かつ捕逸なし」という驚異的な記録を残しました。これは、メジャーリーグ史上でも過去に数人しか達成していない快挙でした。

ちなみに、2024年シーズンはゴールドグラブ賞およびプラチナグラブ賞も受賞しており、MLB最強クラスの捕手であることは疑いようがありません。

2025年の獲得タイトルと評価

上記の通り攻守両面で圧倒的な活躍を見せたローリーは、オールMLBファーストチームに選ばれただけでなく、マリナーズの捕手として史上初めてシルバー・スラッガー賞を受賞し、MVP投票でも2位となりました。MVPは惜しくもアーロン・ジャッジに譲りましたが、そのジャッジを抑えてスポーティングニュース年間最優秀選手に輝きました。これは選手間投票によって選出される賞であり、捕手として極めて異例の高評価を得たことを象徴する出来事でした。

2025年シーズンからの年俸・契約内容

スター街道をどこまでも駆け上がっているカル・ローリーですが、2025年シーズン直前には、将来を確約する6年総額1億500万ドル(当時のレートで約160億円)という大型契約をマリナーズと新たに結びました。

契約の内訳としては、2025年から2027年は各年1,100万ドル~1,200万ドル(2025年は年俸+契約金の総額)、2028年から2030年は各年2,300万ドル、2031年は2,000万ドル(条件付き)というものです。2028年からは年俸が2,300万ドル(約35億円)に跳ね上がり、名実ともにメジャー最高給クラスの捕手となる見込みです。

また、この契約には全体トレード拒否権(ノートレード条項)も含まれていると報じられており、球団が彼を長期にわたってチームの柱として位置づけていることを示しています。

イチローとの関係

現在のマリナーズの「顔」として活躍するカル・ローリーとイチロー氏の間に直接的な師弟関係があるという事実は報じられていませんが、ローリーの活躍はイチローが築いたマリナーズ黄金期を彷彿とさせるものとして語られ、また比較されることが多々あります。

通算本塁打数でイチローに並ぶ

2025年6月5日のオリオールズ戦で、ローリーはキャリア通算117本目の本塁打を記録。これがイチロー氏のMLB通算の本塁打数に並ぶこととなりました。

イチロー氏が19年かけて積み上げた数字に、ローリーはわずか5年足らずで到達したということになります。これに対しローリーは、「イチローのようなレジェンドと名前が並ぶことは光栄。子供の頃から見ていた存在だから」と敬意を表しています。

イチローからの金言

2025年8月、イチロー氏のシアトル・マリナーズ球団殿堂入りセレモニーが行われた週末、イチロー氏は現在のチームに向けて「今という瞬間を掴め」という熱いメッセージを送りました。

その直後の試合で、ローリーはリーグ独走となる45号ホームランを放ち、チームを勝利に導きました。現地メディアは「イチローの教えを体現した」と報じ、レジェンドの精神が次世代のリーダーであるローリーに受け継がれていることを強調しました。

まとめ

シーズン前に6年総額1億500万ドルの大型契約を結んで臨んだカル・ローリーの2025年シーズンは、捕手の概念を覆す「60本塁打・125打点」という驚異的な成績で幕を閉じました。

更に、イチロー氏の精神を継承し、マリナーズの新時代の顔になったと言っても言い過ぎではないでしょう。

2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、アメリカ代表の正捕手としての出場も確実視されています。MLB屈指のキャッチャーとしてWBCでの活躍を、そして今後のメジャーリーグでの活躍も大いに期待しましょう。

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