3年連続となるパ・リーグ優勝を果たし、日本シリーズでは阪神タイガースとの激闘を繰り広げたオリックスバファローズ。山本由伸投手をはじめとする圧倒的な投手陣や若手を中心とした打線で圧倒的な成績を残してリーグ優勝しました。
今回はそんなオリックスバファローズの選手の中でも昨年オフに埼玉西武ライオンズからFAで移籍してきた森友哉選手についてプロ入り前から埼玉西武ライオンズ時代、オリックスバファローズ時代とプロフィールとあわせてみていきたいと思います。
森友哉のプロフィールについて
森友哉は大阪府堺市南区出身であり、1995年8月8日生まれの28歳です。メインポジションはキャッチャーですが、チーム事情などにより外野を守ることもしばしばあります。
身長は170cmとプロ野球選手の中では小柄ながら、率も残せてホームランも打てるパンチ力のある打撃が魅力であり首位打者にも輝いた経験があります。
また、キャッチャーというポジションでありながら類稀なる打撃センスを持っていることから高校生の時から注目されており、結果的に2013年のドラフト会議で1位指名を受けています。
やんちゃな性格でもあり、年上である山川穂高にため口で話している様子が本人の口からも出ています。
これまでの経歴について
森友哉の野球人生としての経歴に迫っていきたいと思います。
プロ入り前について
森友哉は5歳から野球を始めており、その後メキメキと実力を伸ばして高校は地元大阪の名門校である大阪桐蔭高校へ進学しました。高校では1年生秋から正捕手を務めて1学年先輩の藤浪晋太郎とバッテリーを組んで2年生の時には甲子園春夏連覇を成し遂げました。2年夏の甲子園では打率.400、2本塁打の活躍を見せ、3年生時の春の甲子園、夏の甲子園でも自身は活躍を見せて甲子園通算記録は打率.473、5本塁打という圧倒的な成績を残しました。
そして2013年度プロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズより1位指名を受けてプロの世界に入りました。
埼玉西武ライオンズ時代
プロ入り後は高卒新人とは思えない速度で活躍しました。1年目から1軍の試合に出場し初安打を放つと、8月には3試合連続本塁打を放つなど非凡な才能を見せつけました。
2年目には138試合に出場しバッティングで大きくチームに貢献しました。2018年からは捕手としての起用が多くなり、捕手として81試合に出場してベストナインにも選出、多和田真三郎とともに最優秀バッテリー賞をも受賞しました。その後も正捕手としてチームを支えましたが打撃成績は浮き沈みが激しく、あわせて2022年シーズンにはロッカールームでキャッチャーマスクを投げつけたことが原因で骨折をするなど成績も低迷しました。しかしながら、シーズン終了後に取得していたFA権を行使する旨を発表して4年総額約18億円という大型の契約でオリックスバファローズへの森友哉 FA移籍が決まりました。
オリックスバファローズ時代
オリックスバファローズ移籍後は若月健矢と併用される形で主にキャッチャーとして試合に出場しました。4番として試合に出場することも多く、バッティングでチームに貢献してチームのリーグ3連覇へ貢献しました。クライマックスシリーズや日本シリーズでは今までこだわっていたキャッチャーではなく外野手としても試合に出場するなど新しいチームへの献身的な姿勢をみせました。
最後に
今回は2022年シーズン終了後に埼玉西武ライオンズからオリックスバファローズへFA移籍をした森友哉選手についてこれまでの経歴も踏まえて迫っていきました。日本球界一のうてる捕手である森友哉 FA移籍ということもあり、当時は多くの注目を集めていました。
キャッチャーとして成長したいという思いで移籍をした森友哉が移籍先で正捕手の座を掴めるのか、来期以降の活躍に期待したいですね。